桜木星子の…タワゴト

All about「宝塚ファン」ガイド・桜木星子のブログです

ステージから見る客席の明かり~嵐のコンサートで思うこと

先日、嵐ファンの娘2と、京セラドームの『ARASHI LIVE TOUR 2014 THE DIGITALIAN』に行ってきました。「嵐15周年だから、どうしても行きたい!」という娘2の願いというか怨念が当選に導いてくれたようです。
いやぁ~楽しかった。4万5千人をたった5人で幸せにしちゃう彼らはやっぱり凄いです。ネタばれは粋じゃないのでしませんが一つだけ。相葉君のソロ曲はびっくりです。色んな意味でびっくりです。彼は頑張る子です。

届いたチケットを見ると不思議な席番号が。「○○○号室」。調べてみるとそこは、ビスタルームというバルコニー席。通常、野球観戦のために企業が年間契約するVIPルームだそうです。そこはスタンド席のさらに上なので、ステージから1番遠いっ!
でも私はこのビスタルームがとっても気に入りました。入口は別だから入退場は早い(身分確認はしっかりあります)。エレベーターで行ける。トイレは空いている。廊下はまるでホテル。座席は2列でゆったり。椅子は柔らかく、各々にテーブルが付いている。立つ必要もなく(高いから立つのは怖い…)手すりにもたれて、時には深く座ってオペラグラスで楽々観劇でした。

上手だったので、ステージが横からもよく見えました。舞台機構の動きも見え、「セリが下がった。次、あそこから登場ね」とか。ホリゾントにスタンバイされている気球の色を見て「○○君と○○君はこっちからだね」とか。オカモチ(スーパーの赤いカゴのようでした)も見えたり。

私には快適なビスタルームでしたが、娘2はどうでしょう? 観れるだけで充分でしょうが、やはり「少しでも、おそば近くに…」と思って当然。1㎜でも嵐さんに近づきたいと思うのがファン心理でしょう。
宝塚ファンの方だってそうでしょうね。私なんて、見切れることなく全体が見える1階後方や2階席のほうが好き。でもファンの方は、前列をお望み。肉眼でしっかり見れるだけでなく、タカラジェンヌたちのドーランや香水の香りがしたり、羽がふわふわ飛んできたり、汗まで飛んできたり。ステージと客席の狭間にいるような、そんな思いにさせてくれる最前列(取れないよね…)。

さて、今回の嵐コンサートのペンライトは、うちわにペンライトが付いているという凝ったものでした。通称、ファンライト(画像でお見せしたいところですが、肖像権や著作権を守るオンナなもので)。
これ、凄いのです。スイッチを押すと、メンバーカラ―の5色に点灯するのですが、メンバーや曲に合わせ、勝手に色が変わるのです。
どんだけぇ~キレイか! なばなの里にも負けちゃいません。
客席から見渡してそれほどキレイなら、ステージから見るその景色は、想像を超えるでしょう。幻想的な美しい光に、一瞬、今、どこにいるかを忘れてしまうような陶酔。ふぅ~っと吸い込まれて行くような感覚。しかもそれは作られたものではなく、人が灯す光。彼らを愛する人々が照らす明かり。
その幸せをまた感じたくて、彼らはこんなに頑張るのかもね。タカラジェンヌ然り。