桜木星子の…タワゴト

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『ONE PIECE』を歌舞伎化?! あら、宝塚だって…

そうきたか。『ONE PIECE』の歌舞伎化。

ONE PIECE 76 (ジャンプコミックス)

漫画好きの娘1にそれを話したら
娘1「ついこの間、友達と話していたところ。なんでもかんでも、実写映画化とかドラマ化とかミュージカル化するけれど『ONE PIECE』は無理だよね…って。手、伸びるしさ。ぇえっ? 歌舞伎? 意味わかんないし!」と吠えていました…

確かに、まさかの歌舞伎化です。
でもスーパー歌舞伎です。それに猿之助さんです。上手い。そしてケレン物もお得意。猿之助さんがルフィでしょ? 狐忠信と並び十八番になるやもしれません。


それにしても、累計発行部数が国内最高の漫画。これだけファンが多いと「原作のイメージが壊れる~」と、舞台化に反対する人も多いはず。
しかし!漫画ファンに反対されていたのにいざ幕が開くと「あら、いいじゃん!」となることも。その代表的なのが、宝塚歌劇団の『ベルサイユのばら』。漫画と宝塚の双方で、ベルばらブームを作り上げたほどでした。

その後も『オルフェウスの窓』『アンジェリク』『あさきゆめみし』『ブラックジャック』『猛き黄金の国』『アメリカン・パイ』『エル・アルコン -鷹-』『メイちゃんの執事』『JIN -仁-』『伯爵令嬢』etcなど漫画の宝塚化は多く、結局のところ、原作が大切にしている部分はそのままで、宝塚の魅力をプラスしてしまう。そんな感じでしょうか。


宝塚には洋物と和物があるから、原作により近づけることはできるけれど、歌舞伎化ってどうするのだろう? 絵が見えない。全く見えない。

ゴム人間、どうすんだろ…麦わら帽はどうすんだろ…ナミやニコ・ロビンのダイナマイト・ボディーはどうすんだろ…チョッパーはどうすんだろ…ウソップ役に大泉洋さんを出すってどうだろ…。

きっと今頃、全世界の『ONE PIECE』ファンたちが、あーだこーだと妄想していることでしょう。
伝統芸能の歌舞伎と、全世界にファンのいる『ONE PIECE』が融合。海外ファンも楽しみにしているわね。


で、我らが宝塚歌劇も。
2015年1月より、雪組が『ルパン三世』を上演!五エ門も次元も不~二子ちゃんも、銭形のとっつぁんだって出てくるわよ。
ルパン三世を演じるのは早霧せいな。たぶん、これまでの誰よりもイケめてるルパン三世になること間違いなし!