桜木星子の…タワゴト

All about「宝塚ファン」ガイド・桜木星子のブログです

読売新聞で連載「桜木星子の名作劇場」をやっています

4月より毎月一回、読売新聞(関西版・夕刊)で、「桜木星子の名作劇場」という連載を書かせていただいております。4月は『風と共に去りぬ』、5月は『星影の人』、6月は『ME AND MY GIRL』。100年余りに上演された数え切れない作品は、どれもが名作ですが、そこはココロを鬼にして、記者さんと相談しチョイスしております。

時を経ても、何度も再演される作品。観劇する側の年齢や気分、キャストによって、新たな感動はもちろんのこと、新たな解釈もあります。まだ小学生のガキの頃は「男の人は、スカーレットみたいに強い女の人を好きになるんだわぁ~」なんて感心しちゃうわけです。それがやがて「バトラーって、ほんと、救いようのないバカだわさ…。でもそこが、男の可愛いところなんだわさ…」となるわけです。
与え方も受け取り方も毎回違うから、面白いし、何度も再演しても新鮮なのでしょうね。

さて本日発行の7月号は『ノバ・ボサ・ノバ』。大好きです。私の中で神ショーです。
書くにあたって、何本か映像を見返しました。霧矢大夢さん主演の月組新人公演バージョンを見たあとに、柚希礼音さん主演の星組バージョンを見ました。いやぁ~感動するよ…。あの元気溌剌なドアボーイが、セクシーで精悍なソールになっているのだから。長年応援しているファンはどれだけうれしいことか。
出演者の成長がダイレクトに感じられる……。そこも再演の醍醐味ですね。